ハリをアップさせて毛穴レスな肌を作る方法とおすすめのハリ肌化粧品

肌の若々しさや毛穴に大きな影響を及ぼす要素が「ハリ」。美肌の条件ともいわれています。
今回は、ハリってそもそも何?という基本の部分を肌の構造から説明し、ハリ肌をつくるスキンケアのポイントやおすすめのハリ肌を作る化粧品をご紹介します。
ハリ肌スキンケアをはじめて、憧れの肌を手に入れませんか?

肌のハリとは?毛穴や年齢肌に深く関わる要素です

美容雑誌や化粧品の広告で、「ハリ」という美容用語はよく見かけますよね。
実際に、「肌のハリ」は美肌の条件ともいわれており、肌の見た目や質感に大きな影響を及ぼすもの。

「ハリのある肌」とはつまり、弾力のある肌のこと。
内側からピンと張り、重量に負けないような状態のことをいいます。
逆にハリのない肌になってしまうと、たるみが悪化し、シワや毛穴の目立ち、老け見えなどのトラブルが出てきてしまいます。

風船をイメージしてみるとわかりやすいかもしれませんが、いっぱいに空気の詰まった風船の表面は押すと強い弾力が感じられ、表面もつるつるしていますよね。
形だって、丸く整っているでしょう。これがハリのある肌の状態です。

でも、しばらく置いておいて空気の抜けた風船は、つついてみても指を押し返すような弾力はなく、形も崩れ表面にはシワやムラも現れているかも…
これが、ハリのない状態。

後々詳しく述べますが、肌のハリは加齢によって失われるものでもあるため、早めのケアが必要です。
今回は、ハリを与えるケアの重要性や、ハリアップのためのスキンケアのポイント、おすすめのハリケア化粧品などを詳しく紹介していってみます。



肌のハリの正体やなくなる原因とは。肌の構造から知ろう

画像引用元:MAQUIAONLINE

まずは、肌のハリはなによってもたらされ、どうしてなくなるのか、肌の構造から知ってみましょう。

私たちの目から見えているお肌は、表皮の角質層ですが、たったの0.02mm。実は、表皮はハリをもたらす要素としての影響は大きくありません。
ハリが関わってくる肌の要素は、表皮の奥にある3つの層「真皮」「皮下組織」「表情筋」の3つです。

それぞれがお肌のハリを保つ上で大切な役割をしていますが、中でも真皮は、表皮の土台となってしっかり支えているものです。
だから、真皮が元気でイキイキとしている状態=ハリのある状態となります。



真皮の構造とハリにかかわる要素

肌の置くの真皮の中で、ハリ肌に直接影響を与えているのが「線維芽細胞」「間質成分」、そして肌に栄養を届ける「毛細血管」です。

線維芽細胞とは、まさにハリに直結するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンをつくり出す細胞です。

コラーゲン…真皮の70%を占め、肌のハリに最も影響を与える「膠原線維(こうげんせんい)」と呼ばれるたんぱく質。イメージとしては強く、硬めでお肌のハリや強さに対して重要な要素です。

エラスチン…真皮の2~3%しかありませんが、コラーゲンより柔らかい弾力のあるたんぱく質で、その性質から「弾性線維」と呼ばれます。エラスチンは、コラーゲンをしっかりつなぎとめるはたらきもあります。

ヒアルロン酸・プロテオグリカン(間質成分)…糖やタンパクを含むゲル状の無定型物質で、水分を保持することで柔らかな潤いのあるお肌を保つとともに、コラーゲンやエラスチンと結びついて線維組織を安定させています。

真皮の中にこのような要素がたっぷり存在し、バランスがとれているとお肌に弾力・ハリがでてきます。
また、そんな真皮に栄養を送り届けるはたらきを果たしているのが毛細血管。
血管が健康で、しっかりと栄養素が真皮に届けば、線維芽細胞をはじめ真皮の組織も元気になって、ハリのあるお肌がキープできます。肌はまさに、身体の一番外側なんですね。



真皮のさらに下にもハリにかかわる要素がある

真皮をさらに身体の奥から支えているのが皮下組織と表情筋です。

皮下組織…ほとんどが皮下脂肪で外部からの刺激や衝撃をやわらげ、身体の内部を守るクッションの役割を果たしています。

表情筋…顔の表情を生み出す筋肉で、皮膚に直接つながっています。表情筋は、30種類以上もあって、相互に関係しあうことで豊かな表情を生み出すことができます。

皮下組織と表情筋が若々しい状態であれば、皮膚の土台である真皮をしっかり支えることができるためハリのある肌をキープするには無視できない要素です。
肌のハリには、「真皮」という皮膚部分だけでなく、さらにその下の脂肪や筋肉もかかわっているんですね。



肌にハリがなくなる原因

肌にハリをもたらす要素について説明しましたが、
これらに問題があったり、衰えることによって肌のハリは無くなってしまいます。

ハリがなくなる原因1:真皮の衰え

真皮の活力の源は、線維芽細胞。線維芽細胞が衰えると、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンをつくる能力も衰退。
こうなると真皮内のコラーゲンやエラスチンの量が減りますし、加齢などでコラーゲンやエラスチン自身も衰えます。
真皮自体に活力がなくなるともちろん肌のハリもなくなってしまいます。

ハリがなくなる原因2:皮下組織と表情筋の衰え

皮膚の1つ奥の、皮下組織もハリに大きな影響を及ぼします。脂肪はダイエットの大敵かもしれませんが、お肌には重要な要素。
加齢などで脂肪が減りすぎたり、脂肪を支えるネットのちからが弱くなると、たるみに直結してしまいます。

また、脂肪のさらの下の表情筋が衰えると、肌を支えきれなくなり、その結果、たるみが起こって、お肌のハリが無くなるのです。



肌のハリをアップさせるためのポイント

真皮や、皮下組織・表情筋などの衰えが起こる大きな要因が「加齢」。
肌のハリを出すコラーゲンなどは、20歳ごろをピークにだんだん減少し、同時に肌のハリもなくなっていきます。

ハリを与えたいのであれば、スキンケアで足りないものを補うだけでなく、ハリが失われる原因である肌の老化を食い止める「エイジングケア」や、喫煙や紫外線の浴びすぎ、ストレス、食生活の偏りなどの生活習慣を改善していくことが大切です。
若々しく衰えにくい肌・身体を作る生活が、ハリ肌をキープする土台になります。

スキンケアでは、ハリが欲しいのであれば「潤い」だけでなく「弾力」を生み出すような成分の入った化粧品でのケアを心がけましょう。
次の項目からは肌のハリをアップさせる化粧品の選び方と、スキンケアのポイントを紹介してみます。



肌のハリをアップさせる化粧品の選び方。ハリの有効成分とは?

肌のハリを出したいのであれば、「ハリ」に効く有効成分の入った化粧品を選ぶのが大切です。
また、ハリの成分だけに着目するのではなく、ハリ・ツヤがなくなる原因である「乾燥」「エイジング」もしっかりケアしていきましょう
保湿&エイジングケアが、ハリをアップさせるスキンケアの基本です。

それでは、代表的な肌のハリに効く化粧品の成分を紹介してみます。

◆ビタミンC誘導体
コラーゲンの生成を促し肌にハリを出す。エイジングケア、美白、毛穴など肌にマルチに働きかける成分。

◆コラーゲン
…化粧品で補うことでハリのある毛穴の目立ちにくい肌をつくります。
中でも浸透力を高めた「低分子コラーゲン」の成分表示のある化粧品がオススメ。

◆レチノール
エイジングケアの王様、ビタミンAのこと。肌のヒアルロン酸や水分量を増やし、柔らかくする効果が認められシワを改善するという効果が厚生労働省から承認された。
ハリ、シワ改善、肌荒れ、美白に効果的。

◆ペプチド
…2個以上のアミノ酸が結合した化合物で、潤い・弾力・ハリ・ツヤのある肌へ導く必須の美因子で、エイジングケアにおいて注目されている美容成分。
ハリ、シワ対策、正常なターンオーバーに役立つ。

◆グロースファクター成分
…代表的なものでEGFなどがある。細胞再生因子とも呼ばれていて、老化を食い止め、肌のコンディションを整える代表的なエイジングケア成分

◆幹細胞
最近エイジングケア界で注目を浴びている「幹細胞」を含んだコスメ。成長因子を含んでおり、繊維芽細胞が活性化して肌のハリ・弾力を取り戻す。
老化を食い止めるだけでなく、若返りのような効果も期待できる期待の成分

肌のハリをケアしたいのであれば、このような成分が入った化粧品を選ぶのがおすすめです。



ハリをケアして毛穴レスな若々しいお肌へ

今回は、肌の美しさや毛穴、若々しさにかかわる「ハリ」について詳しくご紹介しました。ハリのあるお肌かどうかで、肌の印象は大きく変わってきます。
今日からハリケアをはじめて、憧れのお肌を手に入れましょう。